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口蹄疫のこと

[ nina院長のプライヴェートな話 ]

いま、宮崎を中心に、九州を恐怖に陥れている口蹄疫。
この件についてのいろいろな話や情報が毎日常に流れていますが、やはり私はあの牧場のことを気にかけずにはいられません。
Caseificio Ciro esposito
今回の私の旅のきっかけを作ったと言っても過言ではない、竹島さんのモッツアレラチーズ。前回チーズを注文するとき「水牛さんに会いたいので、牧場を見に行ってもいいですか?」と尋ねると、「ぜひどうぞ!」とおっしゃってくれた竹島さん…。大変なご苦労をされて、水牛を宮崎に連れてこられました。少しずつ仔牛が生まれ、やっと最近になって商業として成り立つようになったとお聞きしました。イタリア産のモッツアレラより新鮮で美味しいと関東のイタリアンレストランからも徐々に注文が入り出し、「正しいモッツアレラ」を届けるため毎朝2時からチーズ作りをはじめ、毎日毎日空港まで持っていき、当日に作ったチーズが皿の上に乗れるよう発送していたそうです。(イタリアでは日本で食べる形のモッツアレラチーズは、当日中に食べるのが普通です。イタリア人は新鮮できたてを、昔の日本人がお豆腐を買うときそうしていたように、容器を持参してチーズ工場まで買いに来るんです)
そんな竹島さんのチーズ、食べたくても今は食べることができません。Ciro esposito関係者の方々の気持ちを思うと、胸が詰まります。でも全国に竹島さんのファンはたくさんいます。どうか竹島さんの心が折れていませんように、と祈るばかりです。

他にも、「口蹄疫で殺さないといけない畜産家の方は、豚にお腹一杯美味しいご飯を最後に食べさせてあげたとのことでした。」という話も聞きました。

私はお肉を食します。今回処分された家畜は、多くが食肉になるためいずれは屠殺されたかも知れません。でも何の役にも立たず殺されるのは、本当に無念としか思えません。昔読んだ何かに書いてあった考え方が、私の食べ物に対する気持ちをよく表してくれています。「命は巡る。食料になった命は、私たちが感謝していただくことでまた私たちの体の中で役に立ち、命を巡らせることができる。」

いろんな考え方があるとは思いますが、一日も早く口蹄疫が終息することを祈ります。
そして行動することもできます。「口蹄疫被害に対する義援金を募集します 宮崎県

2010.05.19

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